ドイツ語の大学センター入試では
大問6題形式が採用されているのですが、
最後の第6問は、
長文ドイツ語の読解力を問う問題で、
全部で10問でした。
ドイツ語を読む 三訂版
長文問題は内容を背景知識として知っていると、
かなり読みやすくなります。
母国語の日本語でも例えば、
自動車が趣味という人は
そうでない人に比べて
自動車に関する読み物の理解が早い、
ということを考えてみれば
わかりやすいかと思います。
そういう観点からすると、
平成26年のドイツ語の大学センター入試の
第六問はGutenbergについてのお話。
Gutenbergと聞いて、何を思い浮かべられるか、
が鍵ですね。
ドイツ文化史入門―16世紀から現代まで
Gutenberg⇒活版印刷
と思い至った学生さんは、
それだけでこの問題の解答はかなり楽になるはず。
ドイツ語を読む 三訂版
無料でオンラインeBookが読める
Project Gutenbergを思い浮かべた生徒さん、
あるいは、
まるで聞いたことがない、という生徒さんは、
ドイツ語の知識が完璧だったとしても
それだけでハンディですね。
まあ、ドイツ語の知識が完璧な方で、
Gutenbergを聞いたことがない、
というのはあまり想定できませんが....。
来年以降、センター入試をドイツ語で受けよう、
と考えていらっしゃるなら、
今日、グーテンベルクをウィキペディアで読んでおきましょう。
知っていて損はない知識です。
0 件のコメント:
コメントを投稿